「THE W 2024」のただの感想

お笑い

2024年12月10日にテレビで「女芸人No.1決定戦 THE W 2024」が放送されました。どうでもいいことですが、いちおう優勝はにぼしいわしだったようです。

ではここからは、自分の好みではどれが面白かったかというただの感想文を記しておこうと思います。とはいえ、審査結果に違和を唱えたいわけでは全然なく、客観性をいっさい欠いたただの自分の好みのメモです。

最初、番組ドあたまでMCのフット後藤が過去の優勝7組の写真を見ながら「いやー全員超売れっ子になりましたよねー、ま、全員ではないか」と言ったのが、大変不快でした。笑いを取りたかったのかもしれませんが、失礼なだけだし、大会の最初にケチをつけるようなことを言わなくてもいいと思いました。あたかも「こんな大会で優勝しても売れるとは限りませんよ」と高らかに宣言してから大会を始めているようなものです。

台本に書いてあったのなら仕方がありませんが、そうでないなら来年からは山里さんに永遠にMCを譲ってほしいと思いました。後藤さんは前から特に好きではありませんでしたが、しっかり嫌いになりました。

さて、11月8日の「THE W2024直前番組」なる番組でチラッとブロック決めの模様が映ってもいましたが、予選ブロックはこのような組み合わせでした。

Aブロック
①やました ②ぼる塾 ③にぼしいわし ④もじゃ
Bブロック
①レモンコマドリ ②おかずクラブ ③紺野ぶるま ④キンタロー。
Cブロック
①忠犬立ハチ高 ②エルフ ③足腰げんき教室 ④河邑ミク

Aブロックやましたぼる塾にぼしいわしが連続であまり面白いと思えない中、最後に出てきたもじゃだけが面白かった印象でした。終わり方まで良かったです。結果は予選で負けてしまいましたが、視聴者投票では勝っていましたので、テレビを見ていた方は、わたしのようにもじゃの方が面白いと思った人が多かったようです。もじゃ以外は、わたしには、想像のだいぶ内側に思えましたが、プロの審査員が選んだ結果では、にぼしいわしがAブロックを抜けていました。

なお、ぼる塾は、賞を獲るような突出した面白さはなかったですが、もう芸能人として結構売れていますし、ネタはこれはこれで誰にでも見やすいかたちで需要に応えると思うので、このままこの道を突き進めば全然いいような気もしました。もじゃの次に好きではありましたが、ぼる塾新喜劇という感じでした。

Bブロックは初戦のレモンコマドリおかずクラブはどちらも面白くなかったのでどちらが勝ってもいいかなと思いました。次に出てきた紺野ぶるまも別に好きではなかったですが強いて言えばおかずクラブよりは良かったと思いました。実際の審査員による結果も紺野ぶるまが勝ちでした。なお、そこでウケの感じを見て客席が若いのか?と思っていたところ、似たようなことをアンガールズ田中さんが言っていたので田中さんは信用できると思ってしまいました。そこは誰かがフォローすべきだと思ったからです。あと、客が若いということでいうと、次のキンタロー。もちょっとかわいそうな気がしました。とはいえキンタロー。はよく見るヤツの寄せ集めにしか思えず全然笑えなくて、個人的な好みでは紺野ぶるまが上かなと思っていたら、審査員による結果も紺野ぶるまが勝ちということで決勝進出となりました。笑いはしなかったのですが、何というか、しっかりよく作ってあるネタだとは思いました。

Cブロックは個人的には忠犬立ハチ高エルフ足腰げんき教室河邑ミクと全然笑えませんでした。強いて言えばMCのフット後藤の「足コキ」という言い間違いの後の空気がおそらくピークで、Cブロックは全体的にどうでもいい感じでしたが、審査員による結果は忠犬立ハチ高が勝ち抜けとなりました。あと、わたしの好みは本当にどうでもいいんですが、それでも個人的な好みでいうと、エルフはギャルがギャルのくせにはるに正論を言うパターンのネタのときが面白いのではないかと思います。今回のネタはお話をちゃんと作っただけという感じでした。

というわけで予選では個人的に面白かったのはなんともじゃ1組で、その1組が決勝に残らなかったので残念でした。

最終決戦忠犬立ハチ高が一番面白かったです。予選では面白くなかったと言ったのに急に褒めますが、ネタが面白かっただけではなくて演者としてかなり達者で上手で素晴らしいと思いました。予選のネタが個人的には好きでなかったことを差し引いても圧倒的に優勝してほしかったのですが、結果は、冒頭に書いたとおりです。ちなみに、視聴者投票の1位も忠犬立ハチ高でした。そうだよねえ。みんなそうだよねえ。わかるよ、わかる。

また、にぼしいわしも結構面白いと思いましたが、途中から段々、大事な決勝の舞台でずっと「うんこ」と言っているのが逆にすごいでしょみたいな図式を安易を狙っているように思えてきて、個人的には推せませんでした。

紺野ぶるまは見ながらやはり1人コントは難しいなとしか思えませんでした。ただ、結果発表前の甘栗を食べたところは好きでした。ありがとう。助かります。

というわけで、優勝はこの記事の冒頭にいきなり記してしまったとおりでにぼしいわしでした。

忠犬立ハチ高はいつか優勝すると思います。あとついでに言うと今回出ていないヨネダ2000とかスパイクとかもいつか優勝してほしいです。

にぼしいわし優勝おめでとう。他の方が好きだったと言ったわたしですが、それでも優勝者におめでとうと言う心はあります。おめでとう。

忠犬立ハチ高はエックスに公式垢もあるし、それとは別に2人それぞれに個人垢もあるようだけど、どれも大会後に大会について何もポストしていなくてすこぶる残念でした。

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