「国連世界人口白書2019」なるものがあるらしい。それによると、人工増加が理由で、2030年には、たんぱく質の供給が足りなくなるらしい。2030年! 遠い未来ではなく、たったの10年後ではないか。なんたる運命。さよなら人類。
というわけで世界の食糧危機はすぐそこまで迫っているのだが、その対策の1つとして今、昆虫食が大いに注目を集めているらしい。そうそう、わたしも子供のころたまにイナゴの佃煮を食べた記憶がある。全然大好きではないが、まあ普通に食べられる。虫という生き物も食べられるものであるのは間違いない。しかし、食卓が毎日虫だけ、という日が将来もしも訪れたら・・・。果たして未来のわたしはそれに慣れるのだろうか。いや、そこまで極端に虫しか食べ物がなくなるとは、誰も言っていないのであった。
無印良品が徳島大学と連携して開発したコオロギ粉末入りのせんべいをWeb先行販売という形で2020年の5月に発売し、それが売れ行き好評につき現在品切れ中であるらしい。確かにわたしも、1回は食べてみたい気がする。
気になるお味の方は、エビに似ているらしい。うーん、なんか分かる気がする。するか?
無印良品の公式ページにある、100グラムあたりのタンパク質量の比較の表を見て驚いたのだが、コオロギのタンパク質量は牛・豚・鶏の約3倍近い。これだけ見ると、栄養的にはむしろ、コオロギを差し置いて肉を食べる理由が乏しくなってくるような気さえする。美味しいから肉を食べるだけ、ということになっていくのかもしれない。
前述のとおり現在売り切れている無印商品コオロギせんべい190円は、7月中旬に限定店舗にて販売予定だと公式アナウンスにて予告されている。限定店舗というのがどこなのかよくわからないのだが、足が届く範囲にそれがあれば、買ってみたい気がする。
公式サイト https://www.muji.com/jp/ja/feature/food/460936
そんなにコオロギがすぐれているのなら、無印商品以外にもコオロギせんべいを発売しているのではないかと思い、Amazonを覗いてみたらこんなものがあった。
成長も早くて雑食ということもあり育てやすいコオロギ、これを普通に食べる未来がおそらく地球に間もなく訪れるのであろう。ということは、コオロギ農家という職業も現れるのかもしれない。
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