ドラゴンクエストライバルズエース批判2 ~《ライバルズ運営が純粋状態の悪意を導入してユーザーをドラクエ嫌いにさせようとすること》について~

DQRA

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 「歴史は繰り返す」とは、ローマの歴史家クルチュウス=ルーフスの言葉らしいが、これはドラゴンクエストライバルズエースにおいても当てはまるらしい。真3弾2周目のマイレージにはこのようなミッションが登場した。

一番上にある「アドベンチャーモードでスキルパネルのスキルを5枚解放しよう」というミッションを見て、言葉の真の意味で愕然とする。あくまでもわたしの進行度において言うと、5枚も解放しろというのは、普通にプレイしていてはこのシーズン中に達成することが不可能な高すぎる壁である。普通ではない進行、すなわち、必要でもないのにスキルリセットチケットをただ無駄に消費するという方法以外にこのミッションをクリアする方法がないのである。一体なぜそれを強いるのだろうか? どうしても「そこは自由に楽しくプレイさせてくれよ」と思ってしまう。

以前わたしはこのような記事を書いた。

このミッションがいかに悪であるかということについては上のリンク先で既に書いたので、もうこれ以上書くことがない。いくらスキルパネルに新しいパネルが追加されたからといって、最近このゲームを始めたばかりの人でもない限りは毎日プレイしていても容易にレベルが上がらないのがこのゲームなのだからパネルを解放するのは単純に無理である

よって、このミッションを見て最初にわたしがしたことは、下のツイートである。

涙が出る。かつて、「ザ・ブラックオニキス」や「ザナドゥ」などのやたらなことではクリアできない厳しさに充ちたタイトル達に支配されていた国産コンピュータRPG黎明期の時代に、優しさの光と呼ぶべきオーラを身にまとって颯爽と登場したのがドラゴンクエストではなかったのだろうか。それを思うと本当に涙が出る。

だからわたしは、この純粋状態の悪意にほかならないこのミッションには、ドラクエを感じない。1ミリもドラゴンクエストを感じない。それどころか、ライバルズ運営がドラクエを壊そうとしているようにわたしには見える。どういう意志に基づいてそんなことをするのだろう。もしそれが堀井雄二氏の意志でないというのならば、わたしは永遠に受け入れられない。

ライバルズ運営が純粋状態の悪意を導入してユーザーをドラクエ嫌いにさせようとすること。このことにわたしはシンプルに異を唱えたいと思う。そして、前回の記事と全く同じ結論を繰り返してこの文章を終わることとしたい。「アドベンチャーモードでスキルパネルのスキルを5枚解放しよう」のようなクエストは出さない方がいいと個人的には思う。

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