「お知恵の謎」余話(信長の野望Onlineの話題)

信長の野望Online

このWebサイトに掲載している『信長の野望 Online』の著作物は、『信長の野望 Online』公式サイトにおいて使用許諾が明示されているもの、もしくは『信長の野望 Online』の有効なアカウントを所有しているユーザーが株式会社コーエーテクモゲームスから使用許諾を受けたものです。

http://www.gamecity.ne.jp/nol/rules/rule.htm

「お知恵の謎」とは?

先日、わたしはこんなツイートをしました。

ここで、知らない方にとっては、そもそも「お知恵の謎」とは何なのかという問題が浮上するわけですが、それを知るには、このツイートのリンク先に飛んでもらうのが一番話が早いということになります。なるのですが、あえて説明しますと、信長の野望Onlineというオンラインゲームを題材に、わたしが2015年に別のブログで書いたエイプリルフールネタ記事のタイトルでございます。

その記事の内容も軽く話しますと、ゲーム内のとある街中にいるNPCの1人が「きっと何か、あそこには、とても恐ろしい秘密がある」とか「恐ろしいことになる前に、私がなんとかしないと」のような、未だに理由はよくわからないのですが無駄に意味ありげな台詞を話しているので、そこに目を付けて、これは実は隠しボスのことを言っているという嘘八百話をでっち上げて書いた、という感じの記事なわけです。

いやー、5年半も前になりますか。つくづく時間が経つのは早いものです。

記事を書いたきっかけ

なぜこんな記事を書いたかを簡単に言いますと、元々はただ単に「このNPCの台詞はなんか謎めいているけどどういう意味なんでしょうね?」というだけの記事を書く予定だったのですが、それを書こうとしたのがたまたま日付的にエイプリルフールに近かった結果、嘘八百話に変貌を遂げたという感じです。

ですが話はそんなに単純ではなくて、それをさかのぼること数年前、信On界隈で多くの人がブログにエイプリルフールネタを書いた年がありまして、わたしはそんなに古いプレイヤーではないので大昔は知らないのですが、少なくとも2012年は結構多くて、余りに多いので「信onブログエイプリルフールまとめ」という記事を書く方さえ現れるほどたくさんいました。それが幸か不幸か、たまたまわたしが信Onを初めてすぐの頃だったため、そんなこともない幾年を経過した今となっては流行にすぎないという判定もできますが、当時は信On界隈はエイプリルフールにネタ記事を書く文化があるんだ!と頭にすり込まれてしまい、それを経ての3年後に「お知恵の謎」を書くことになる年を迎えた、という個人史的な流れも間違いなく影響したりしています。

さらに細かい話をすると、実はその豊作の年2012年にも、わたしは他の人を真似する形で信Onエイプリルフールネタ記事をブログに書いています。その時のものは「お知恵の謎」とは違い、他の人の記事をいくつも見てから急遽やっつけ仕事的に真似して書いたことを最大の理由として、サッと数分で書ける短い内容でした。ちなみにその記事を書いたブログは後にサイトごと削除してしまって今は跡形も無いのですが、「信On ウェイトマイナス2の杖ができた!」という題で、こんな画像を貼り付けて喜んでいるだけのささやかな文章でした。

知っている人いるかな?

ペイントで風属性の「2」を切り取ってウェイト修正のところに貼っただけです。ところがこの記事が、いくつかのリアクションを呼び込んで当時嬉しくなった記憶があります。その頃信Onブログの横綱だった某大手ブログの「おすすめブログ記事」に取り上げてもらったり、前述の「信onブログエイプリルフールまとめ」を書かれた方から「個人的にツボだったのがこのブログ!」との過褒とも言えるお言葉をいただいたり、途中まで記事の内容を信じたと予想される謎の方から永遠にコメント欄を荒らされたり、いろいろありました。つまり、エイプリルフールネタを書いた結果もたらされたそれらの嬉しかった(最後の荒らされたのは全く嬉しくないけど)経験が3年後に筆を走らせているということが、大いにあり得るのです(実際には筆サラサラではなくてキーボードペシペシですが)。

予想外の出来事

そんなこんなで2015年の4月1日を迎える訳ですが、「お知恵の謎」なるネタ文を載せた拙ブログは、当時まだ立ち上げたばかりで、数人の知人以外誰も読んでいないはずでした。少なくとも筆者のわたしはそのつもりでした。その頃はgoogleやyahooでブログ名で検索してさえわがブログは全く引っかかりませんでしたし、ブログ村にも信onりーだーにもいっさい登録されていませんでしたので、そもそもたどり着く方法がなかったはずなのです。

そんな場所で発表した「お知恵の謎」ですので、万が一本気にしてしまった方がいたとしてもそれは全て知人で、当時参加していた私設会話で嘘ですよと一言話しさえすれば一切のフォローが完全に完了できると考えていました。

しかも、必要ないと思いつつ、発表から数日後に「後記」として掲載日以降にお読みになった方は、記事が書かれた日にちに呉々もご注意下さいという文をつけ加えたので、いよいよ万全のはずでした。

ところが後に、この罪深きわたくしは、人生の中で何度も何度も、以下のようなツイートやブログを繰り返し目にすることになるのです。

ツイートを勝手に引用しているのが問題ならコメントしていただければ即座に対応しますが、とはいえできれば寛容な心でお許し願いたいところですが(おい)、とにかくこれらはほんの一例で、他にも同様の内容をあちこちで目にすることとなりました。つまり知らないところで色々な方々に「何時間も」とか「半日」とか結構な時間を無駄にさせてしまっていたという現実を知ることとなりました。

まさかそんなことになっているとは想像だにしていませんでした。

これは、神に誓って嘘偽り無い言葉ですが、わたしは、エイプリルフールネタ文化のある(とわたしが個人的に勝手に思い込んでいるだけの)信Onの世界で4月1日に書いているのだから、ウェイトマイナス2のときと同じようにこんなもんはそもそもすぐに嘘と分かるだろうし、笑ってもらえるだろうと思っていたのです。ただただ、あの文章を読んでいる数分の間、楽しんでほしかっただけなのです。まさかゲーム内面識のない多くの方々の貴重な時間を奪って迷惑をかけているとは、これっぽっちも思っていなかったのです。

こんなことを自分で言い出すのはどうかと思いますが、そもそもあの記事の終盤は、筆者のわたしが読んでも意味がサッパリわかりません。例えば「まあ、普通に考えれば、気になるところがあるはずです」とか書いてあるのですが、「普通」以上に脳みそをフル回転させても、「気になるところ」とは一体どこのことなのか、書いた張本人のわたしでさえ、候補を挙げることすらできません。意味が分からないということは、ここに書いてあることを、そもそも試すことなどできるはずがない。当時のわたしは安易にそう考えていたのです。

本当に本当に、本当に申し訳ありませんでした。

このエピソードの告白者は皆、全然怒っていないとつけ加えて下さいます。しかし、逆の立場になって考えると、自分だったら腹が立つような気がしてなりません。全く苛立たない、ということはあり得ないように思えるのです。

ある日、こんな調査をしたこともありました。    

すると「騙された」が一番多いではありませんか。知らない人も含めての64%なので、知っている人だけで考えると凄い割合で騙されています。何年経っても、わたしは本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

翌年の話

ちなみに、この翌年の2016年にもわたしはエイプリルフールネタをブログに書いています。その記事は、ここまでの流れを全て知った目で見ると、内容とは別の角度からある種のおかしさを感じるかもしれません。そのおかしさは、その記事が、かつて書いたエイプリルフールネタ記事に比べて圧倒的に人を騙そうという意志を欠いていることから来ています。とにかく読んだ人が絶対に嘘と分かるように書かれています。つまり「ビビってんじゃん!」というおかしさです。これはもう事情を知っている人にとっては、臆病の結晶ともいえる記事なのです。踏んで飛ぶまでもないですが、いちおうリンクを貼っておきます。

おわりに

かつてわたしは運営のとあるお方から(という伏せた言い方をしてもこの後名前丸出しですが)このようなお声をかけていただいたことがあります。

ナント! 直で知人登録を誘われているのであります。スゴイダロー。しかし、その後結局わたしは安土・夢に行っておらず、ということは知人登録もしておりませんし、どのようなたたずまいでそこに居られるのかさえ見ていないのでわかりません。いま「たたずまい」と言ったのは、無言で棒立ちなのか、動き回っているのか、周りの人と会話はしているのか、とかそのレベルの意味です。そもそも「知人登録」という機能はどういう機能であったかもよく覚えていないので個人的にそれはどうでもいい(おい)のですが、ただ、もし対話が可能ならば1つ聞いてみたいと思うことがあります。いや、この文章を書きながら1つ生まれたと言った方が正確かも知れません。

それは何かというと・・・

「お知恵の台詞はどういう意味があるんですか?」ってことです。

小一時間問い詰めたい。

以上、ただの昔話でした。この記事も、読んでいる数分ほどの間、どこかの誰かの暇つぶしになってくれたら幸いです。かつてのわたしが「お知恵の謎」という名の記事に対してもそう思っていたように

コメント

タイトルとURLをコピーしました