OKの会社/一部タイトルはOKの会社
数字
505 Games
505 Gamesはイタリアのゲーム会社です。公式サイトのGeneral FAQs で、「TwitchまたはYouTubeでゲームをストリーミングできますか?」という趣旨の質問に対して「収益化もOK、ただしリリース前のゲームは駄目」という趣旨の回答をしています。ただし、質問がTwitchまたはYouTubeということなので、いちおう他の動画配信サービス等については触れていないということになります。
ア行
アークシステムワークス
公式サイトによりますと「You Tube等の動画共有サイトが正式に提供する広告収益やパートナー機能等を使用して収益化する場合に限りご利用いただけます」ということで、条件付きでOKのようです。詳しくは下のリンク先をご覧下さい。
Electronic Arts
「Apex Legends」や「FIFA 21」などのタイトルで知られるElectronic Artsはアメリカのゲームメーカーです。下のリンク先の「EAコンテンツの利用許可の申請方法」のいかにも翻訳文的な日本語には、「EAは動画共有サイトにおけるビデオ映像やスクリーンショットの公正な仕様について異議はございません。これには、公共にリリースされているゲームバージョンの映像であれば、商業化されたYouTubeチャンネルに対しても同様です。」とあるので、とりあえずYouTubeはOKのようです。他の動画配信サービスについては不明です。
Epic Games
Epic Gamesは「フォートナイト」や「ロケットリーグ」などのゲームで知られるアメリカのゲーム会社ですが、下のリンクから飛べる「ファンコンテンツに関するポリシー(このサイトによると「ファンコンテンツ」という単語の定義は「ファンの個人的で非営利的な (i) Epic IPに基づいたファンアート(アートワーク、写真、動画、およびその他の素材)、および (ii) 一般の人が自由にアクセスできるEpic IP関連ウェブサイトやアプリ。」とのことです)」に、「ファンコンテンツには営利的(つまり、金銭的)な目的があってはなりません。この規則の例外として、個々のファンは、本ポリシーのその他の要件を満たしていればウェブ動画(YouTubeなど)の広告収益を得ることができます。」とあります。ただし、大事な「その他の要件」についての記述がサイトの続きを読んでも結構わかりにくいです。具体的にはリンク先からご確認下さい。
エンターグラム
下のリンクから飛べる公式サイトの「株式会社エンターグラムの製品版ゲーム・印刷物・音楽・画像・動画・ロゴ・その他著作物等(プレイ動画・生中継・掲載・投稿を含む)のお取り扱いについてのご案内」の中で、指定された動画投稿サイトの収益化方法に限り、収益化が許可されている旨が示されています。しかし、条件等は結構いろいろと記されていますので、詳しくは公式サイトを確認して下さい。
カ行
CAPCOM/カプコン
2021年1月6日に示されたガイドラインによると、色々な動画配信サイトにおいて可能ということです。具体的には下のリンク先で見て下さい。任天堂と違ってニコニコ動画のニコニコチャンネルのようなサービスはアウトっぽいですが、それでも他に比べるとかなり収益化に対して寛容な会社です。
GameCreatorNeko
メーカーとしての包括的なガイドラインはみつかりませんでした。どうやらゲームごとに配信規約を出しているようです。
まず、下記リンク先の『ウーマンコミュニケーション』の配信ガイドラインによると、このゲームについてはとりあえず「収益化についても問題ございません」と記されています。
また、『ドキドキAI尋問ゲーム 完全版』のように、steamのページに簡潔に配信許可について記述がされているゲームもあるようです。ここには「ゲーム実況・配信にも適した作品です(本作は無条件で実況・配信していただけます)」という記述がありますが、その収益化については不明です。
コーエーテクモゲームス
すぐ下にリンクを貼りました公式HPの「動画・画像投稿ガイドライン」によりますと、まず、同ページ内にある「配信許諾リスト」に記されているタイトルについては、「非営利目的において行う、動画配信サイトへの投稿」を許可されています。
これだけだと収益化はアウトっぽいですが、さらにそのページを読み進めますと、「※収益化について」という部分があり、「YouTube、Twitchのパートナープログラム、その他の動画共有サイトの広告を通じての収益化はできますが、いわゆる、投げ銭、スパチャなどの機能を使用した収益化は原則として認めておりません」となっております。
というわけで、一言でいいますとタイトルによっては条件付きでOKということのようです。結構条件はありますので、詳しくは公式HPを確認して下さい。
なお、タイトルによっては単独で規約を設けられています。例えば、信長の野望Onlineには、このような規約が設けられています。
最初の「著作物の使用許諾」という項目に「非営利目的でのみ(略)許諾します」と示されていて、あとは何も書いていないので、収益化に関しては、Youtube等の広告によるものもいっさい駄目だと思われます。
コナミ
下のリンクから飛べる公式サイトのページ冒頭に「著作物の利用について、原則として個人のお客様へは許諾をさせていただいておりません」とはっきり示されておりまして、コナミは基本的には、収益化どころか配信自体がアウトのメーカーです。
ところが、同ページをあとほんの少しだけ読み進めますと、実は「なお、下記コンテンツについては専用の『動画投稿ガイドライン』がございますのでご確認ください」と記されておりまして、その文言の下には、いくつものリンクが並んでいるのであります。
というわけで、ここからは1つ1つのタイトルについてそれぞれのガイドラインを確認するしかないということになるわけですが、少し確認してみたところ、どうやら『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』『スーパーボンバーマン R オンライン』『プロ野球スピリッツA』などをはじめとした結構な数のタイトルにおいて、営利目的での投稿は禁止だが、投稿した動画配信サイト上のシステムを用いた収益化については、営利目的とはみなさない旨が示されているようです。詳しくは、リンク先から確認いただければと思います。
サ行
Cygames
下のリンク先にある配信ガイドラインにおいて、収益化可能なゲームタイトルと動画投稿サービスが示されています。ここに書いてあるゲームはとりあえずルールを守ればOKです。
なお、ウマ娘については個別のガイドラインを設けているようです。
※追記:上リンクのページが無くなったようです。他のゲームと一緒になったみたいです。
CD Projekt
CD Projektは「ウィッチャー」シリーズで知られるポーランドのゲーム会社です。下のリンクから飛べる「CD PROJEKT RED – ファンコンテンツガイドライン」に、「YouTubeやTwitchなどの動画共有サイトでファンコンテンツを遠慮なく公開してください/YouTubeやTwitchのパートナープログラム(およびその他の類似の動画/ストリーム共有サイトプログラム)を介して動画やストリームを収益化しても構いませんが、上述のように、これらは決してペイウォールによる制限を課してはいけません」と記されておりますので、条件付きでOKです。詳しくはリンク先を確認してください。
ジェムドロップ
ジェムドロップはどうやらゲームごとに規約があるようですが、例えば「COGEN: 大鳥こはくと刻の剣」というゲームについて確認してみますと、
上のリンクから飛べる公式サイトに「営利を目的としたゲーム実況は行わないでください。 ただし、ゲーム実況を行うプラットフォームが公式に提供している機能(YouTube のパートナープログラムや、SuperChat機能などが含まれますがこれらに限りません)は 当該機能から副次的に利益が発生したとしても、営利を目的とした利用とはみなしませんので、これらの機能はご使用頂いても問題ありません。」とありますので、条件付きでOKのゲームが存在することはとりあえず判明しました。他のゲームについてはわたしは調べていませんが、それぞれのゲームの公式サイトを確認してみて下さい。
スクエア・エニックス/SQUARE ENIX
スクエニはゲームごとに規約があるようです。が、基本的には結構許されているようです。網羅的に記すのは非常にしんどいので、いくつかリンクを並べておくにとどめますがご了承下さい。ここにないものもググれば結構すぐに出てくると思います。
スクエニでは、ドラゴンクエストシリーズが一番寛容な対応のようです。下のリンク先をご覧下さい。
ファイナルファンタジーはナンバリングごとに調べる必要がありそうです。ちなみにXIVは下のリンク先の3の①の(1)で「商用・営利目的に利用することは禁止」しつつ、同②の(6)で、「YouTube、Twitch等の動画投稿サイトが正式に提供するパートナー機能等を使用する場合は『商用・営利目的』とは見なしません」としているようです。
キングダムハーツシリーズは「商用・営利目的に利用しないでください。但し、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と音楽に関する利用許諾契約締結済の動画共有サイト(「YouTube」「ニコニコ動画」等)が正式に提供する投稿者向けの収益化機能はご利用頂けます。収益化機能を利用した動画配信及び生配信につき、動画共有サイト側から照会があった場合、本ガイドラインをご案内ください。」となっているようです。詳しくは下のリンク先でご確認下さい。
ニーア・オートマタは下のリンク先の通りです。
このへんで打ち切りますが、あともう1リンクだけ貼っておきます。「ウェスト」とか分類が個人的にはよくわかりませんが、スクウェア・エニックス・ウェストの素材使用ポリシーというのがこちらです。
SEGA
SEGAはながらく不明でしたが、2021年4月にようやく公式HPにて「ゲームプレイ映像利用に関するガイドライン」が示されました。
「お客様が投稿する動画を商用・営利目的に利用することは禁止します。但し、YouTube、Twitch等の動画投稿サイトが正式に提供するパートナー機能等を使用して収益化する場合に限りご利用いただけます」ということで、条件を守れば可能のようです。
タ行
THQ Nordic
THQ Nordicは「バイオミュータント」や「デストロイ オール ヒューマンズ!」等で知られるオーストリアのゲームメーカーで、読み方がよく分からないのでここに入れておきます。下のリンク先にある「Video Policy」は思いっきり英語ですが、翻訳して読んでみますと、どうやら動画共有サイトのパートナープログラムによる収益化は許可するが、有料限定公開などの営利利用は禁止ということのようです。
DEEP SILVER(ディープ・シルバー)
DEEP SILVERは「シェンムー3」や「Outward」で知られるオーストリアのゲーム会社です。下のリンクから飛べる公式サイトに「We are happy to permit the creation, upload, and monetization of videos of our products on video and streaming platforms, although monetization is used exclusively to mean advertising and commercials on your channel.」と記されております。これをgoogle翻訳に訳させてみますと「動画およびストリーミングプラットフォームでの当社製品の動画の作成、アップロード、および収益化を許可しますが、収益化は、お客様のチャンネルでの広告およびコマーシャルを意味するためにのみ使用されます。」ということで、条件付きでOKということのようです。詳しくはリンク先を確認してください。
Team Cherry Games
Team Cherry Gamesは「Hollow Knight」で知られるオーストラリアのゲーム会社です。公式サイトにて収益化を許可する旨を示しております。下のリンク先の最初にある「Can I stream or create Hollow Knight videos? And is it okay if I monetise them?(収益化はOKですか?)」という箇所に「You sure can(確かにできます)」と記されています。 詳しくはリンク先を確認してください。
Total Mayhem Games
Total Mayhem Gamesは「We Were Here」シリーズで知られるオランダのゲームメーカーですが、その「We Were Here」シリーズは収益化が可能なようです。
返信の方の「こんにちは! クリエイターが動画やストリームにゲームを使用するとき、私たちはそれが大好きです。 クレームの場合は、遠慮なくメールまたはDMをお送りください。(google翻訳、以下同じ)」という言葉だけを読むと、あくまでも配信はOKと言っているけど収益化については何も言っていないように見えますが、「Allowed to monetize the videos/streaming of the “We Were Here” series?(「WeWereHere」シリーズのビデオ/ストリーミングを収益化することはできますか?)」という質問の答えがこれだということまで踏まえますと、OKだと思われます。ただし根拠が公式サイト等のアナウンスではなくツイートというのがちょっと心配のような気も個人的にはします。
ナ行
任天堂/ニンテンドー
2018年11月29日に提示されたガイドラインによると、色々な動画配信サイトにおいて可能ということです。具体的には下のリンク先で見て下さい。日本のゲームメーカーにおいて動画配信収益化に最も寛容な会社の1つといえるでしょう。
ハ行
Valve(バルブ)
Valveは、ご存じSteamを運営している会社ですが、「Dota2」や「Left 4 Dead」等のゲームも販売しています。下のリンクから飛べる「ビデオポリシー」に「Valve では、攻略や操作説明に関するビデオ、SFM ムービーなど、Valve のゲームコンテンツを利用したビデオの作成をユーザーの皆様に推奨しています。これらのビデオをご自身のウェブサイトや YouTube といった動画共有サービスで公表していただいても構いません。/ビデオ内で利用できるコンテンツは、非商用のものに限られます。つまり、ビデオの閲覧またはアクセスに対して、ユーザーに課金することは許可されていません。また、ビデオを有償(種類の如何を問いません)で販売またはライセンス許諾することも、許可されていません。/YouTube パートナープログラムや、他の動画共有サイトにおける同様のプログラムを通じてビデオから収益を得ることについては制限がありません。」と示しています。つまり、あくまでも条件付きでOKということですので、詳しくはリンク先を参照してください。
バンダイナムコ
バンダイナムコは、少し前までは、基本的に収益化はアウトのメーカーだというふうに捉えられていました。根拠は、まあ、これとかです。
ところが、先日、公式HPに「バンダイナムコエンターテインメントゲーム実況ポリシー」というのが示されました。
これを読みますと、「営利を目的としたゲーム実況は行わないでください。ただし、ゲーム実況を行うデジタルプラットフォームが公式に提供している機能(YouTubeにおける パートナープログラムやSuper Chat機能などが含まれますがこれらに限りません)は当該機能から副次的に収益が発生したとしても営利を目的とした利用とはみなしませんので、これらの機能はご使用いただいて問題ございません。」ということで、条件つきでOKになったようです。詳しくはリンク先を確認して下さい。
少し前に、結構な数の往年のクラシックタイトルについてはOKになったというネットニュースをよく見かけたのですが、どうやらいつの間にか、基本的に全タイトルOKになったようです。ただし、「なお、タイトル個別にゲーム実況ポリシー等を設けている場合があります。その場合当該個別ポリシー等がこのポリシーより優先されます」とも示されていますので、この点は注意が必要です。新しめのゲームについては、個別ポリシーが存在しないかどうかをいちおう確認した方がいいと個人的には思います。
Blizzard(ブリザード)
Blizzardは 「Warcraft」、「ディアブロ」、「StarCraft」、「オーバーウォッチ」、「Hearthstone」等々の人気ゲームで知られるアメリカのゲーム会社です。下のリンクから飛べる公式サイト「BLIZZARD VIDEO POLICY」の「Guidelines for distributing Productions with Blizzard Content(訳:ブリザードコンテンツを含む作品を配布するためのガイドライン)」の項に、基本的に収益化は認めないが、YouTube, Justin.tv, Blip.tv, Own3d.tv, or Ustream.tvとのパートナープログラムに参加する場合のみ唯一の例外とする旨を示しております。
Mildomでハースストーンを実況している人を何人も見た記憶がありますが、おそらく特別に許可を取っているのではなくて、単純に規約違反だと思われます(あくまでも勝手な想像です)。
Bathesda(ベセスダ)
Bathesdaは「Fallout」シリーズなどで知られるアメリカのゲーム会社です。下のリンクから飛べる「BETHESDA FAN VIDEO POLICY」には、「We are okay with (and encourage) these fan videos being posted on video services like YouTube or on your personal website and/or blog. It is also okay for you to offer your videos via the YouTube partner program, or to initiate a crowdfunding campaign or accept donations to cover solely the out-of-pocket costs of your video project.」と記されております。これをgoogle翻訳に訳させてみますと「これらのファンの動画がYouTubeなどの動画サービスや個人のウェブサイトやブログに投稿されても問題ありません(そして奨励しています)。 また、YouTubeパートナープログラムを介して動画を提供したり、クラウドファンディングキャンペーンを開始したり、動画プロジェクトの自己負担費用のみを賄うための寄付を受け入れたりすることもできます。」ということで、YouTube以外のサイトについてもOKかどうかが曖昧な気もしますが、とりあえず収益化はOKのようです。
Positech Games
Positech Gamesは「Democracy 4」や「Production Line : Car factory simulation」で知られるイギリスのゲームメーカーです。redditというサイトで「 I don’t care who monetizes their lets plays of my games」と表明しているようです。つまり、マネタイズはドントケアということなのでOKのようですが、根拠が公式サイトのアナウンスではなくredditというのがちょっと心配のような気も個人的にはします。
Bohemia Interactive Studio
Bohemia Interactive Studioは「ARMA」シリーズ等で知られるチェコのゲーム会社です。公式サイトに「You may make money using your videos of our Game, for instance by putting ads on them, as long as you also add your own unique content to the video, such as an audio commentary.(音声の解説など、独自のコンテンツを動画に追加する限り、たとえば広告を掲載することで、ゲームの動画を使用して収益を上げることができます。)」と記されていますので、収益化は可能です。しかし、権利者の表記に関する条件がいくつか書いてあるようですので、詳しくは下に貼ったリンク先を確認して下さい。
マ行
Microsoft(マイクロソフト)
WindowsやらMicrosoft OfficeやらInternet Explorerで今更説明の必要のないMicrosoftですが、ゲームもリリースしております。下のリンクから飛べる「ゲーム コンテンツ利用規約」に「個人的かつ非営利目的 (後述の例外を除く) に限り、ゲーム コンテンツの利用と表示、およびゲーム コンテンツに基づく二次創作品の製作に対して個人的、非独占的、サブライセンス不可、譲渡不可、および取消可能の限定的ライセンスをお客様に付与します。」と記されており、「後述の例外」として、例えば「アイテムを YouTube や Twitch で閲覧可能にし、これらのサイトでアイテムとともに表示される広告から収入を得ることは可能です。」などと示されております。まとめますと、条件付きでOKということのようです。詳しくはリンク先をご覧ください。
ただし「マインクラフト」というゲームだけは独自のガイドラインがあるようです。下のリンクから飛べる「当社のゲームのブランドおよび資産の使用に関するガイドライン」には「お客様は、当社のゲームの映像を YouTube またはその他の Web サイトに投稿することができます。実のところ、当社はお客様がそうすることを希望しています。/ お客様は、お客様が当社のゲームをプレイまたは使用する動画を、当該動画から収益をあげないことを条件に、何らかの法的根拠に基づいて作成、使用、および頒布することができます。/ただし、当該動画に音声解説などのお客様独自のコンテンツを追加することを条件に、当社のゲームの動画を使用して広告収入などを通じて収益をあげることはできます。お客様が追加する量も、十分に公正なものであり、他者が対価を支払う価値があるか、お客様が収益をあげる価値があるものでなければなりません。たとえば、お客様のロゴ、Web アドレス、またはインデントを含めただけの場合は認められず、音声解説、またはミュージック ビデオを作成する際にお客様自作の音楽を追加している場合は認められます。」と示されております。収益をあげる価値がある何かを付け加えればOKという判断が微妙に感じられる方もおられるかもしれません。個人的には、攻略的な動画はほぼほぼ大丈夫だと思いますが、ただ楽しくダラダラプレイしているだけの動画は条件を充たすとは言えないような気もします。
ヤ行
Ubisoft(ユービーアイソフト)
Ubisoftは「プリンス オブ ペルシャ 時間の砂」や「アサシン クリード ヴァルハラ」等のゲームで知られるフランスのゲーム会社です。下のリンクから飛べる「著作権で保護されているUbisoftの素材の投稿について」というページの中に、「著作権が設定されている楽曲は、YouTubeのコンテンツIDシステムや他の類似サイトごとのテクノロジーで識別されています。そのような楽曲が含まれていなければ、YouTubeパートナープログラムや類似の動画共有サイトを通して、あなたの動画を収益化することができます。」という記述があります。ただし、その他にもいくつか条件が示されていますので、詳しくはリンク先をご確認下さい。
ラ行
Riot Games(ライアットゲームズ)
Riot Gamesは「League of Legends」や「Legends of Runeterra」などのゲームで知られるアメリカのゲーム会社です。下のリンクから飛べる「Legal Jibber Jabber ポリシー」の下の方に「ライアットゲームズ動画作成及び利用に関するポリシー」という記述があり、そこに「原則として、自分の動画を第三者に対して有償でライセンスすることはできません。但し、例外的な場合も存在します。/YouTube、own3D.tv、Ustream.tv、Twitch.tv、Justin.tv又はBlip.tvとのパートナープログラム(当社からの事前の許可は不要です。)/その他のあらゆる動画ライセンス(映画祭、コンテスト又は第三者による放送等)については、当社からの明示的な書面による許可が必要です。許可申請にあたっては、jpinfo@riotgames.com宛にご連絡ください。」とあります。
レイニーフロッグ
下のリンクから飛べる公式サイトの「実況動画配信について」に「ユーザー様が作った映像に広告を入れて頂いても問題ないです」と明示されているので、OKのようです。
レベルファイブ
レベルファイブはタイトルごとにガイドラインを出しているようです。例えば『妖怪ウォッチ1 for Nintendo Switch』の規約を見てみますと、
このリンク先に「本動画の視聴に対価が必要となるサイトまたはサービスを利用した投稿はご遠慮ください。ただし、以下の各システム(総称して以下、「本システム」といいます)を利用した投稿の場合には、本動画を収益化することができます。」と記されていて、その下にYouTubeやニコニコ動画などのサイト名が並んでいます。というわけで、タイトルによっては条件付きでOKのようです。詳しくは各ゲームのガイドラインを探して確認してみてください。
Raw Fury
Raw Furyはスウェーデンにあるインディーズのゲーム会社です。下のリンク作から飛べる規約によると、全てではなくいくつかのタイトル(具体的にはAtomicrops、Bad North、Dandara、Gonner、Kathy Rain、Kingdomシリーズ、Mosaic、Night Call、Sable、Superfuse、West of Dead、Whispers of a Machine)で配信が条件付きで認められており、さらに一番下の方に「This authorization is given even if the video is monetized or contains advertisements. (日本語訳:この許可は、ビデオが収益化されている場合や広告が含まれている場合でも与えられます)」と記されていることから、タイトルによっては条件付きでOKのようです。配信サイトがwww.youtube.com, www.twitch.tv or www.facebook.comのみなど、いくつか条件がありますので、詳しくは公式サイトをご確認ください。
また、この規約上で許可されていないゲーム(上の黄色いアンダーラインの部分に名前のないゲーム)でも、個別に許可を出している場合があります。例えば「スナフキン:ムーミン谷のメロディ」というゲームは、ゲーム配信やゲーム実況動画での使用が可能である旨が2023年1月10日付けのポリシーに記載されているそうです。実はわたしはそんなものがあるとはつゆ知らず、メールで問い合わせたらところ、返事が来てそう言われました。
これが実際にもらったメールです。このように、目につくところに許可を出している規約のようなものが全然見当たらないゲームでも、直でメールで問い合わせると、答えを返してもらえる可能性があります。ちなみにわたしは英語が苦手なので、メール全文を某AIに作文してもらいました。
不可の会社・不明の会社
ア行
アイディアファクトリー
下のリンクから飛べる公式サイトの「著作権について」の中で「営利目的での利用を禁止しています」と明示されており、なおかつ、他のメーカーでよくある「パートナープログラム系はOK」的な記述はいっさいありませんので、明確に禁止のメーカーです。
Other Ocean
Other Oceanは「Project Winter」等のゲームで知られるアメリカのゲーム会社です。YouTubeを見るとProject Winterを動画配信している配信者は少なくないですし、その中の何割かはどうやら収益化していると見受けられますが、収益化を許可する明文化された規約は探した限りは見つかりませんでした。不明とさせていただきます。下のリンクは、公式サイトの利用規約です。
アトラス
アトラスは公式サイトに、
こういうページはあるのですが、ここではゲームの動画配信については触れられておりません。どうやらここも、タイトルごとに規約を確認する必要があるパターンのメーカーのようです。わたしが確認した限り(5~6タイトルしか見ていないけど)は全てのタイトルにおいて、配信は非営利目的においてのみ部分的に許可という感じでした。つまり収益化は禁止です。
とにかくどのゲームもネタバレを厳しく禁止する印象で、「配信禁止区間」というものを全てのゲームで設けておりました。詳しくは、ググれば簡単に見つかるはずですので、各ゲームごとの公式サイトを探して、そこで確認して下さい。
カ行
ケムコ
下のリンクから飛べる公式サイトの「ファン活動に関するガイドライン プレイ動画について」において、「動画視聴と連携させて広告収益を得る行為」を含めた全ての商用利用をはっきりと禁止しております。
コーラス ワールドワイド
下のリンクから飛べる公式サイトの「プレイ動画を配信したい、というお問い合わせにつきまして」において、シェア機能を用いたもの等の一部例外を除いて、動画の配信自体がそもそも基本的に禁止されておりますので、そこで収益化についてはいっさい触れられておりませんが、配信が駄目なら収益化は普通に考えると駄目のような気がします。というわけで、限りなくアウトに近い「不明」とさせていただきます。
サ行
スパイク・チュンソフト
わたしの乏しい読解能力ではよくわからない日本語で書かれていて判断しかねるのですが、「商業・営利目的のブログ・ホームページ等での利用」が例外なく禁止されていることから、おそらく収益化は駄目なのだと思われます。
タ行
2K Games
2Kは「ツーケー」と読むのが正しいのか分かりませんが、タ行に並べておきます。「シドマイヤーズシヴィライゼーションIV」や「NBA2K21」等のゲームで知られるアメリカのゲーム会社で、ロックスターゲームスと同様に、Take-Two Interactive Software(テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア)のブランドというか子会社の1つのようです。下のリンクから飛べる「POLICY ON POSTING COPYRIGHTED 2K MATERIAL」の中に「Generally, 2K does not object to fans using materials for non-commercial uses in a manner which does not intentionally spoil the plot for others. “Non-commercial” means that you don’t sell site membership, use the material to promote a product you sell on the site like a shirt or wallpaper, or use other advertising-driven monetization. 」という記述があり、全部英語なので分かりづらいかもしれませんが、結論としては、動画のアップ自体は非営利なら可だが、収益化はアウトということのようです。
ハ行
ハイブリッドスクアード
公式HPが簡素すぎて、全くの不明です。
フリュー
下のリンクから飛べる公式サイトの「ゲームの画像やプレイ動画(実況含む)に関して」の中に「動画の収益化をすることはご遠慮いただいております」と明示しておりますので、収益化は不可です。
ブロッコリー
下のリンクから飛べる公式サイトの「弊社コンテンツを題材にした二次創作物に関して」の中に「当社コンテンツに関連した二次創作物に関しましては、非営利目的かつ私的な配布に限り認めております」と記されていますので、収益化は不可だと思われます。
プロトタイプ
下のリンクから飛べる公式サイトの「プレイ動画の投稿・配信につきまして」において、収益化ウンヌン以前にそもそも投稿・配信自体を禁止する旨を示しています。
フロム・ソフトウェア
わたしの乏しい読解能力では「営利目的での静止画・動画などの利用(レストランやお店での上映や、入場者から入場料を受け取るイベント、インターネットでの配信など)は、固くお断りいたしております」からの「非営利目的の場合においてのみ許諾されるものですが、投稿されたプラットフォームにおける標準的な広告収益モデル(例:YouTube:バンパー広告、オーバーレイ広告、ディスプレイ広告など)を禁じるものではありません」だけでは何がよくて何が悪いのか説明不足でよくわかりませんので不明に分類させていただきます。直接メーカーに問い合わせたり、下のリンク先からご自分でご確認いただければと思います。
RockstarGames(ロックスター・ゲームス)
RockstarGamesは「グランド・セフト・オート」シリーズや「レッド・デッド」シリーズで知られるアメリカのゲーム会社で、2K Gamesと同様に、Take-Two Interactive Software(テイクツー・インタラクティブ・ソフトウェア)のブランドの1つのようです。下のリンクから飛べる「ロックスター・ゲームスに著作権があるコンテンツの投稿に関するポリシー」の中に「故意に他のプレイヤーにネタバレをするようなものでない限り、ファンがコンテンツを非営利に使用することに反対いたしません。」という記述があって、動画のアップ自体は許されているのですが、収益化はアウトのようです。現実にGTAの動画等で収益化をしているっぽいYouTuberがいるような気がしないでもありませんが、運営としては明確にその禁止を明示しております。
とりあえずこの記事を公開しますが、少しずつ加筆していきます。
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