感謝を述べたい
唐突ですが、残念ながらバーチャファイターe-sportsというゲームを長く続けるモチーベーションの維持は現状なかなか難しい、と個人的には強く確信しています。新規勢はともかく、ゲームセンターでFSをやっていた人間にとってこのゲームは、結局最初の稼働から十年以上経過しているゲームの劣化版(コスチューム面で今のところFSを下回っている)リメイクでしかないからです。それなのに、ルームマッチやランクマッチといった、語弊があるかもしれない言い方で言えば「ただの対戦」を、とにかくひたすら何ヶ月も続けるというプレイングは、少なくともわたしは、さすがに飽きます。
確かに「ただの対戦」ではない大会的なものということで、ゲーム内には毎週土曜日と日曜日に合計3回の定期トーナメントなるものが実装されておりまして、これはまあ、無いよりはあった方がいいのでしょうが、司会進行役もいない無言のトーナメントゆえに楽しさの実感は低く、楽しくないのに途中から3先になったりすることもあって拘束時間だけはやたらと結構長く、それを全て我慢して飲み込んで参加しようとしても開催時間の設定が個人的には都合が悪いのでそもそも参加しにくく、参加報酬としてなぜか段位ゲージのポイントが拒否権無く大量に押しつけられるので適正段位に高い下駄を履かされてしまってランクマッチに支障が出るのが非常に腹立たしいといった具合で、定期トナメはモチベ維持に貢献しているとは言い難いのが真実だと、あくまでもわたし個人は、勝手に思っております。
公式主催の物を含めた、各地でたまに開かれている各種大会は、少なくとも、ゲーム内に実装されている定期トーナメントよりは一見面白そうにみえます。しかし、わたしのような元来のゲーム下手には、そのどれもが敷居が高すぎて参加できません。参加できるレベルの人は、おそらくそういう大会にたまに参戦することをモチベーション維持の力にすることが可能なのでしょう。しかし、自己中心的に論を進めるならば、わたしにはそういう対象が見当たらず、結局視界に拡がるのは「ただの対戦」ばかりなので、結果としてやはりさすがに飽きていくということになります。
とはいえ、それは仕方がないことだとも思っています。つまり、今わたしはここでSEGAに文句を言っているわけではないのです。それどころか、当然すぎる自然の摂理を述べているだけなのです。バーチャに限らず全てのゲームは、いや、ゲームに限らず全てのことは、ずっとやっていたら飽きが訪れる可能性があるという当たり前のことをここで改めて再確認してみただけなのです。そして、そもそも1つのゲームに飽きたら別のゲームを始める権利を国から取り上げられているわけではないので、飽きたとしても何も問題が無いのです。例えば、バーチャ以外のわたしの趣味の1つに将棋がありますが、これも指したり飽きて指さなくなったりを繰り返しています。同様で、バーチャも根本的にしばしば飽きるものなのだと、個人的には思っています。
また、上手な人が出るような各種大会に自分が出られないのも、他ならぬわたしが悪いのです。わたしが、どうせ出場しても1回戦で0-3ストレートで負けるのが確定しているので参加する意味が無いと参加する前から断言できるぐらいにゲームが下手なことがそもそも悪いのです。下手なのはわたしの能力や努力が足りないからなので、つまり、完全に悪いのはわたしなのです。
そんなわけで、配信初日にとりあえずテンション高くダウンロードしたバーチャファイターe-sportsでしたが、次第にあまりにやらなくなっていきました。飽きたからです。その上、近頃は、サービス開始直後に比べてライト勢が減ったからなのか何なのかわかりませんが、なぜか、ランクマッチで自分と近い段位の人優先の設定にしていても、ひたすら三つぐらい上の段位の人とマッチングされポイントを搾取され続けるだけという生き地獄的な状況が誇張抜きで頻発し、たまに同じぐらいの段位の人と当たっても、よせばいいのに対戦履歴から確認すると、結局その人は段位が高い人のサブキャラだということが発覚したりで、つまり「ただの対戦」だったはずの場が、「滅多に勝てない対戦」の場となりつつあったことで、更に加速的にひたすらやる気を削がれ続けていました。要するに、飽きた上に、似たような実力の人とマッチングする場がそもそも1つもない、つまり、バーチャファイターは遊ぶ方法がないという状況でした。遊ぶ方法が無いゲームほどヤバいものはないと思います。
そんな折に、一筋の光明のごとくわたしの視野に差し込んできたのが、電撃バーチャ道が開催していたT-Dayトーナメントというものでした。毎週木曜日に開催されていたこの大会が他の大会と違うところは、王者以下帯というレベル帯に、結構大きめのスポットライトを照らしていたことでした。山の頂きを照らす光ばかりが目についたこの世界で、山の裾をもしっかりと照らしてくれていたのがT-Dayトーナメントでした。わたしは、例えば公式開催のチャレンジカップのようなものは自分とは無縁の物だと最初から決めつけていて今でもずっとそう思っていますが、T-Dayトーナメントならば、わたしとつながりうるかもしれないと漠然と思えました。
実は視聴者としては大分前(Mildom時代?)から見たことだけはあったのですが、少し前まではコメントさえしたことがなく、ましてやプレイヤーとしてのトーナメント参加など最初はまったくするつもりはありませんでした。
最初に出場したときの自分の心境は、実は全く覚えていません。よって、どうして出てみようと思ったのか、今となっては自分でもわかりません。ただ、先に書いたような心境でいたことは間違いないと思います。元々バーチャはそれなりには面白いゲームだと思っている。しかしランクマしかやることがないので飽きている。しかも最近自分より強い人しか見当たらないので、まさかの「遊び方」が無い。だから、もしも他にやりたい面白そうなゲームがあればそちらに移るところだが、特にない。そんな追い込まれた状況の中で、何かを深く考えたわけではなく、何となく出てみたのだと思います。
あと、電撃バーチャ道のMCは、上級者から見れば決して上手いとはいえないはずのプレイの中からも何かしらの良い面を汲んで褒めてくれるような優しさがあります。褒めつつも、的確なアドバイスもしてくれます。コメントによる質問にも可能な限り答えてくれます。それらのことを、単なる視聴者の時はあまり何とも思っていなかったのですが、自分が参加するようになってから、実はそういう存在はバーチャ界には意外と(というほど意外でもないですが)どこにもいないということを思うようになりました。向かい側から灰皿が飛んできたり筐体ごと押されて壁との間に挟まれたりするような殺伐とした歴史を持たぬでもないバーチャという世界の中において、けだし彼らは結構貴重な存在なのかもしれないと感じるようになりました。そして、先ほど、最初どうして出ようと思ったのかは自分でもわからない、と書きましたが、強いて挙げるならば、おそらくそういう優しい雰囲気のようなものに無意識下に惹かれたのだと思います。自分、褒められて伸びるタイプですので。
詳しくは次の項で書きますが、個人的な体験で言うと、わたしが初めてT-Dayトーナメントに参加したときに、結構使用頻度の低い方のサブで出たのにも関わらずベスト4まで行ってそこで負けた、というのが、まさにちょうど良かったのだと思います。1回戦負けでもなく、優勝でもなく、2回ぐらい勝てて死んだという具合。つまり、この大会が、今から死ぬほど頑張らないと優勝できなさそうというほどでもないし、全く頑張らなくても優勝できちゃったというわけでもないし、少し努力すればこの大会を優勝できるかもしれないと思わせてくれるぐらいの結果のちょうど良さを偶然体験できてしまったラッキーがわたしにはありました。1回目がそういう感じだったことが、それなりにたまに練習しては参戦するほどのモチベーションのきっかけになってくれたのだと思います。
というわけで、完全にT-Dayトーナメントだけのおかげで、わたしはバーチャを休止することなく今もたまにプレイし続けています。続けているといっても、決してそれほど力を入れているわけではありませんが、暇つぶしとしてちょうどいいぐらいにちょいちょいプレイしています。そしてT-Dayトーナメントのおかげで、二ヶ月ぐらいで強者ぐらいの段位から達人まで段位を上げることができました。「人」段位は自分はいかないものだと決めつけていましたが、なんとか辿り着きました。
そこで、MCとして表に出ている方々はもちろんですが、それだけではなく、裏方のスタッフの方々、そしてわたしと同じようにプレイヤーとして参加している方々を含めた皆様に、ここで一言感謝を述べさせていただきたいと思います。
ありがとうございました。(シンプルかよ)
なお、以下はどうでもいいおまけです。
わたしのT-Day参加歴を振り返ってみた
2022年2月17日回
使用キャラ
ジャッキー(錬士)
概要
わたしの初出場回は、通算22回目に当たるらしいこの回でした。実はこの当時、本当は、メインで使用していたキャラはアオイ、筆頭サブがアイリーンという感じだったのですが、多分このブログで居合い蹴りを使わない初心者ジャッキーの戦い方を書いていた直後の時期だったというたまたまの理由によって、自分でも意外ですが初参加はジャッキーでした。ジャッキーでの対戦はほとんどしたことがなかったというのに。
とはいえ「ジャッキーで出よう!」という強い意志があったわけではなく、キャラを戻していなかっただけだったような記憶があります。動画撮影のときに使ったローポリゴンのVF1コスで出場しているので、記憶に間違いはないと思います。
今アーカイブを見直してみると、技がよくわからなくてひたすら64P+Gを連打して、たまに2_3Pを打っているだけの戦い方をしているようです。下Pをガードされて不利を背負っているのに投げにいったりしています。今でも結構やりますが。
結果としては「士」レベルの方になんとなく2回勝ったあと、思いがけずベスト4にまで来てしまったところで「者」レベルの方に当たってサックリ死んでいます。
戦績
1回戦 D-VISION3さんのラウ(錬士)に3-1で勝利
2回戦 HoshiShin1さんのジェフリー(烈士)に3-1で勝利
準決勝 kik_Hakuさんのジャッキー(強者)に1-3で敗北
ベスト4で終了
動画
2022年2月24日回
使用キャラ
アイリーン(強者)
概要
前回の初出場でとにかく激しく緊張することが分かったからなのかどうなのか、使い慣れないキャラで出場するのはやめて、この回はアイリーンで出場したようです。アオイとの二択で迷ったような記憶がありますが、このころ1回転コマンドの投げが4投げも6投げもとにかく半回転のクソ三段投げ(削除希望)の初段に化けてしまう深刻な病にかかっていてアオイを使うのが嫌になっていたという意識が働いた気がします。
ところが、慣れているキャラにキャラ替えしたにもかかわらず、初戦敗退という前回を下回る結果で終わりました。ちなみに、負けた相手は前回と同じ方でした。アーカイブの動画を見直したから判明しただけで記憶には全く残っていなかったのですが、わたしの初期は、ハクさんにひたすらわからされていたようです。今は常連組の名前をある程度覚えていますが、当時はまだ全員知らない人という感じなので、二週連続で同じ人と当たっているのにそれを認識さえしていません。
戦績
1回戦 トーナメントが16名埋まらずにシードで勝ち上がり
2回戦 kik_Hakuさんのジャッキー(強者)に2-3で敗北
初戦負けだがいちおうベスト8で終了
動画
2022年3月3日回
使用キャラ
アイリーン(王者)
概要
桃の節句ということで、この回もアイリーンで参加していました(本当は、桃の節句は全く関係ない)。ただ、アーカイブで確認したところ、段位が強者から王者に上がっていましたので、前週の初戦負けがよっぽど悔しくてそれなりにランクマをやってきて参戦した可能性があります。記憶にはありませんが、もしそうだとすれば、我ながらちょっと微笑ましいような気がします。
ところが戦績は史上最低の1回戦死亡でした(笑)。過去にも未来にも、わたしの1回戦負けはこの回だけです。ただ、相手のぞろしーさんという方は初級トナメと中級トナメとをいったり来たりしているほどの実力の持ち主で、対するわたしの方はといえば全キャラを通じて王者より上に上がったことは当時1回もない時期でしたので、順当な負けでした。相手が強すぎました。トーナメントのマッチングの運が無かったということにしておきましょう。
戦績
1回戦 Zorody-44さんのパイ(王者)に2-3で敗北
2本先取してから3本まくられるという痛恨の敗戦でした。
動画
2022年3月10日回
使用キャラ
アイリーン(猛者)
概要
通算で4回目、アイリーンを使って3回目の回です。段位が前回より下がっていますが、ランクマに潜り込まなければ段位の変動はないことを考えると、そこそこランクマッチで練習してきたことが推測されます(記憶はない)。ところが、気合とは裏腹に、この週も初戦であっさり敗退してしまいました。
初出場の回のジャッキーは1週だけでなんとなくサクッと2勝したにもかかわらず、それより自信のあったアイリーンでは3週トータルで0勝全敗だったというバーチャを引退したくなるほどの無残な結果が、次週からのキャラ替えというチョイスの選択を大きく後押ししたのかもしれません。この回以降、わたしがアイリーンでT-Dayトーナメントに参戦した回は、今のところ1度もありません(2022年5月12日現在)。いつかアイリーンリベンジしたいと心のどこかでは思っていましたが、初級トーナメント(=王者以下)を卒業してしまったこの記事執筆時の現在では、それもなかなか難しそうです。
ちなみに、この記事の執筆のためにアーカイブで見直してみるまで、アイリーン出場回が全て初戦敗退の0勝だったことは、全く記憶にありませんでした。確かどこかの回ではチラッと勝っているのではないかと思っていましたが、浅ましい記憶のすり替えでした。
戦績
1回戦 トーナメントが16名埋まらずにシードで勝ち上がり
2回戦 carusu31さんのエルブレイズ(猛者)に2-3で敗北
初戦負けながらベスト8で終了
2022年3月17日回
使用キャラ
タカアラシ(強者)
概要
5回目の出場にして、初めてタカアラシで出場した回です。アイリーンをやめた理由は前週の概要に書いたとおりですが、そこで他に色々なキャラがある中からタカアラシを選んだのは、たまたま時期的にこのブログ記事を書いていたというのが最大の理由で、それ以外に大きな意味は無かったと思います。
この週は、結果的には2回勝つことができました。安易に「わたし、タカアラシいけるのでは?」と思ってしまった記憶があります。
ところが、こうやってブログで振り返ってみて愕然としたのですが、実は、自分の使用キャラに関係なくこの週までの全5週の結果は、「士」以下の方には全て勝ち、「者」以上の方には全て負けているだけでした。今初めて気がつきました。よって、特に自分がアイリーンには向いておらずタカアラシには向いているというわけでもなかったように今は思えます。しかし、錯覚というものは、ときに何かのきっかけになってしまうようで、このときの「前週までのアイリーンは全然勝てなかったのに、タカアラシに変えたらそこそこ勝てたぞ」という意識が、後のタカアラシ連続採用を導いているのはどう考えても間違いないので、「勝つ」というとりあえずの事実が大きな影響力を持っているということを、この振り返りによって、つくづく思い知らされたような気がします。
なお余談ですが、この回のわたしのタカアラシのコスチュームは、MC陣やコメント欄にひたすらいじられていました。「すげえタカアラシだな」「髪型と服がヤバい」「ジャイアンが化粧まわしつけた感じ」「小学生がデカくなって化粧まわしつけたみたい」「まわしにエプロン感が出てる」「酒屋のおっちゃん感」「コスチュームからはそんなに強さは感じられない。怪しさしかない」と散々でした。ちなみに、自分では格好いいと思っていました。残念です。
戦績
1回戦 moichangさんのベネッサ(錬士)に3-0で勝利
2回戦 fumikatchiさんのパイ(6級)に3-1で勝利
準決勝 mitsunabeaさんのアオイ(王者)に0-3で敗北
ベスト4で終了
動画
2022年3月24日回
使用キャラ
タカアラシ(猛者)
概要
タカアラシによる2回目の参戦回です。
1回戦で電撃側のスタッフでもあるイトラさんという方に当たりまして、記念になりました。
2回戦が、T-Dayトーナメントにおいては史上初の「者」段位の方に勝利した対戦となりました。試合内容はコンボミスに偶然ラッキーが起きただけのひどい内容でしたが、とりあえず勝ちは勝ちということで、記念になりました。
3回戦は、不勉強のせいで技がよくわからないブラッド相手で苦戦しましたが、最後は3P+Kで壁に押し当ててからの46Pで、相手を狙って壁に貼り付けるというのを実戦で初めて決めて、勝つことができました。というわけで、これも記念になりました。貼り付け後の壁コンボの情報が当時どこにも見当たらなくて、P連打になってしまいましたが。
4回戦目が決勝戦で、決勝は当然初進出だったのでこれまた記念になりました。対戦結果の方は、いいところが何も無く1セットも取れずに惨敗でしたが。
というわけで、記念づくしの大会となりました。また、6回目の参加にして、ついに準優勝まで来たので、感慨深かったです。
戦績
1回戦 Itra_Fitzhem_さんのラウ(錬士)に3-0で勝利
2回戦 yahbo-syoさんのリオン(猛者)に3-2で勝利
準決勝 V-Ivanov-91さんのブラッド(猛者)に3-1で勝利
決勝戦 zes-breakersさんのカゲ(猛者)に0-3で敗北
準優勝で終了
動画
2022年3月31日回
使用キャラ
タカアラシ(王者)
概要
通算7回目、タカアラシを使って3回目の出場です。前週まで猛者だったタカアラシをついに王者まで上げての参戦となっているようです。
結果は、なんとなく2回勝って準決勝で地味に死亡しました。準決勝は、最初に1本取ったのは自分でしたが、そのあとは何もいいところがありませんでした。信じられないことに2セット目以降は、相手の出した打撃と投げを誇張抜きで全部くらい、逆にこちらの投げは大きめの暴れで全て潰され、それなのにダブルアッパーは全てガードされ、信じられない早さで3本取り返されました。完敗でした。そのままその相手は決勝戦でも勝って優勝していました。
ヒットさせたところで安い2_3Pを手癖で多用しつつ当てても受身攻めも寝っぱなし拾いもしない点と、ガード時に実はゆとり抜けがほとんど入っていない点が、切実な自分の課題に思えてきた大会となりました。
戦績
1回戦 koiketyan_さんのアキラ(傑士)に3-0で勝利
2回戦 poyo0704さんのカゲ(猛者)に3-2で勝利
準決勝 D-VISION3さんのラウ(錬士)に1-3で敗北
ベスト4で終了しました。
動画
2022年4月7日回
概要
先着16名が凄い早さで埋まってしまい、間に合わず出場ができませんでした。というわけで、初の0回戦落ちとなりました。チャット欄に、間に合わなかった旨のコメントを1つ悲しく書き込んだだけの参加となっております。無念。
2022年4月14日回
使用キャラ
タカアラシ(王者)
概要
この回は記念すべき優勝回となりました! やりました! 前週、定員上限により参加できなかったため、より気合いが入っていたからかもしれません。
1回戦はいきなり前週の優勝者との対戦でしたが、3-0で勝つことができました。スコアはたまたま差がつきましたが、これは、お相手がわりと離れた距離からの二択を得意とするリオン使いの方だったのに、ステージがカステラとなったせいで距離を取りづらかったというわたしに対するラッキーがあったからだと思います。
2回戦もこれまた前週の準優勝者との対戦でしたが、3-1とそこまで危なくなることなく勝つことができました。ただ、MC陣の解説により、同キャラ戦の知識に著しく乏しいことがわかりました。
3回戦もなんと運良く3-0と盤石な感じで勝つことができました。1ラウンド目が合掌→ダブルアッパー→合掌、2ラウンド目が合掌→合掌→合掌、3ラウンド目が合掌→合掌→ダブルアッパー被ガード後二段目出し切りコンボ→グリズリー、と小技をあまり使わずに大きな択をひたすら図々しく押しつけて豪快な感じで勝ちました。特に合掌捻り7回と投げ多めで勝ちましたが、お相手の安易に暴れずしっかりガードをするプレイスタイルと、わたしの投げ優先すぎる二択傾向が、結果的にわたし大有利に噛み合っただけという気はします。投げ方向を振り分けていないのも、決まったからよかったものの、本当はあまりよくないはずです。
ちなみにMC陣に、最終ラウンドの2回合掌を決めた後あたりで「絶対最後も合掌決めるつもりだ」と言われていたみたいだったのですが、自分の対戦中は放送の音声を毎回オフにしていたので、その期待には応えられませんでした。申し訳ありません。
決勝戦は、結論から申し上げますと、最初に簡単に2本取られて絶対絶命の状況から3本取り返すという劇的な展開で勝利できました。準決勝同様に序盤は投げ多めの狙いで行ったところ、全部打撃で潰されたため、鈍感なわたしもさすがに3セット目あたりで徐々に気づき、打撃多めに切り替えて何とかファイナルラウンドまで辿り着き、最後はお互い残りライフ僅かの状況までいきましたがギリギリで勝つことができました。3ラウンドで合計7回投げを決めた準決勝とは対照的に、この対戦でわたしが相手を投げた回数は0回でした。投げを試みた回数は結構ありましたが、完全に全て打撃で潰されました。
MC陣からそれぞれ「いつも王者以下が一番面白いのではないか説をわたくし提唱しているが、今日は面白すぎた」「超ベストバウト」等のコメントをいただけましたことが、優勝の喜びに追い打ちをかけました。わたしのバーチャ歴で一番嬉しかった日がおそらくこの日だったと思います。ありがとうございました。
戦績
1回戦 yahbo-syoさんのリオン(王者)に3-0で勝利
2回戦 giggly-magician0さんのタカアラシ(王者)に3-1で勝利
準決勝 KOU2-XSXさんのアキラ(強者)に3-0で勝利
決勝戦 cloud424magicalさんのラウ(傑士)に3-2で勝利
初の優勝で終了!!
動画
2022年4月21日回
使用キャラ
タカアラシ(王者)
概要
この回はディフェンディングチャンピオンとして参戦してそこそこの成績で終わるという微妙で地味な回となりました。さすがに2連覇できるほど甘くはありませんでした。
1回戦はブラッドの方が相手で、ブラッドの技はほとんど分からないこともあって先に2本取られるなどかなり危ない展開でしたが、最終ラウンドで大きめの壁貼り付けコンボが決まって逆転しました。
2回戦は、初期の頃に毎回マッチングしては毎回負けていた相手と久々に当たり、記念すべき初勝利を飾りました。全く勝てなかった相手にようやく勝てるようになったのかと思うと感慨深いものがあります。
準決勝となる3回戦は、前回の決勝で当たった相手とのリベンチマッチとなりました。こういうシチュエーションは大概こちらが負けると相場が決まっているのでは、と嫌な予感もしましたが、今回もフルラウンドの末ギリギリ勝ちました。
今回は前回に比べるとかなり余裕がない感じながら、いちおう決勝戦まで上がることができました。しかし、その決勝戦は特にいいところがなくあっさり負けてしまいました。大事な決勝戦でわたしが下手すぎたせいでなんとなく大会全体が盛り下がってしまいました。すみませんでした。
戦績
1回戦 V-Ivanov-91さんのブラッド(王者)に3-1で勝利
2回戦 kik_Hakuさんのジャッキー(強者)に3-1で勝利
準決勝 cloud424magicalさんのラウ(烈士)に3-2で勝利
決勝戦 poyo0704さんのカゲ(王者)に1-3で敗北
準優勝(2回目)で終了
動画
2022年4月28日回
使用キャラ
ベネッサ(猛者) しかも勝手にディフェンシブ縛り
概要
この回は、電撃バーチャ道のT-Dayトーナメントとしては最終回(とはいえ場所を変えて続く)となりました。そんな回にわたくし自身は、なぜかタカアラシをいったん捨てて、なんと初のベネッサでの参戦となりました。
キャラ替えの一番の理由は今回が最終回だったからです。なぜ最終回だとキャラを変えるのか、説明しないと意味不明だと思いますが、簡単に言うと、自分が優勝して電撃のHPに名前が掲載されたときにかなり嬉しかったので、できればまだ優勝していない方に優勝してもらって、あの喜びを味わってほしいと、老婆心ながら勝手に思ってしまったのです。
もしも今回がラストでなければ、そのうちいつか優勝してもらえればいいだけなのですが、最後のチャンスとなると、どうしてもその機会を本気で奪いにいくことができませんでした。個人的には例えばZorody-44さんという方が自分より圧倒的に強いのに1回も優勝者の一覧に名を連ねていない(当時)のが非常に気になっていました。あの方が優勝していないのに、自分が優勝してしまっているのはおかしいとさえ考えていました。
もちろん、もし自分がタカアラシで出場しても絶対自分が優勝できるわけではありませんが、少し可能性があることさえ回避したいと思いました。かと言って、わざと負けるのも、それは違う気がしました。ならば、あまり慣れていないサブでカジュアルな感じで参加すればいいのではないか。そういう安易な思考の流れでキャラ変更が決定しました。
コメントで「キャラ直すの忘れた」とか白々しく書いたりもしてみました。すると優しいMC陣から、今ならキャラ戻していいですよと言われてしまいました(笑)。戻さない理由の適当な嘘が思いつかなかったので、今書いたような本心をコメントしました。
ちなみに、タカアラシ以外にたくさんキャラがある中でなぜベネッサになったかの理由は、単純にこの記事を書いている時期だったからです。それ以外の理由は何もありません。
というわけで1回戦を迎えましたが、1回戦は当たったのが7級の方ということもあって、わりと安全に勝つことができました。
2回戦は、前前週のわたしが優勝した回の決勝の相手にまたしても当たりました。先週も当たっているので、3週連続のマッチングです。過去2回の対戦で、基本不利時にも暴れてきて投げは全く入らない相手というデータというか印象があり、ディフェンシブ2KPも人読みで連打することができたおかげもあって、ベネでもなんとか勝つことができました。
3回戦は、ベネッサでランクマッチに潜っていたときに偶然マッチングして惨敗した記憶が鮮明に残っていたアキラ使いの方で、さっきの2回戦が終わって次の対戦相手が確定した瞬間、戦う前から「絶対勝てない」と思っていました。約1ヶ月前、3月31日の回の1回戦で対戦している相手で、そのときはわたしが勝っているのですが、そのときとは動きが全然違うと思いました。細かいステップが上手くて、段位が強者なのが信じられないぐらいの強さでした。こんなことなら普通にタカアラシで出場していても普通にここで負けていたと思いました。
「最終回なので、優勝はまだ優勝経験のない他の方にしてほしい」とか謎の譲り合い精神で自惚れていた自分はシンプルにただの馬鹿でした(笑)。ちなみに前述の、わたしが密かに最後に優勝をかっさらってほしいと願っていたZorody-44さんはこの週、段位が「王者以下」の初心者帯よりも上の達人というランクに上がられていたので、そもそも初級トーナメントには出場すらしていませんでした(笑)。
戦績
1回戦 Pun_yama_sanさんのジェフリー(7級)に3-1で勝利
2回戦 cloud424magicalさんのラウ(強者)に3-2で勝利
準決勝 koiketyan_さんのアキラ(強者)に1-3で敗北
ベスト4で終了
動画
おわりに
T-Dayトーナメントは、いったん休眠に入ってしまった電撃バーチャ道というチャンネルから場を移して、現在は栗田親方さんのチャンネルで継続されています。興味のある方は、一度参加してみることをおすすめします。ここです。
ちなみに現在のわたしは、なぜか偶然、この場の移行とちょうどピッタリのタイミングで初級トーナメントの王者以下というランク帯を卒業してしまったため、「中級トーナメントは頑張っても全く勝てる気がしない!!!」という心境に追い込まれて、再び激しく腐りかけています。くじけそうです。継続のための新たな助け舟が激しくほしいです笑
現在、中級トーナメントはまだ一度も勝ったことがありません。全て1回戦負けです。惜しかったことすらありません。生まれてすみません。ガーン。
ー 完 ー
コメント
検索から来ました。私も一応プレイヤーの一人です。
確かに大会というのは、どうしても上級者のみの
印象ですし、近寄りがたいものだと思います。
去りゆくプレイヤーも多い中、こういったきっかけで
VF仲間が続けてくれている記事を読み、少し嬉しく
なりました。
頻度は少なくてもいいと思うのです。細く長く、そして
楽しんで続けて下さいね~
このような誰も読んでいない
ただ空に向かって独り言を発しているようなブログにお越しいただき
本当に、ありがとうございます。
バーチャは当然ながらわたしにとっては仕事ではないので、
仰る通り、「楽しんで続け」ることを大切にしていきたいと思います。
コメントありがとうございました。